突然起きる激しい痛みが特徴の群発頭痛|普通の頭痛と異なります

頭痛

周りの方の対応

発作の兆候

先生

群発頭痛の患者さんは、発作が起きる少し前に、視界に異常が出るそうです。視野がチラついて見える、視界いっぱいにギザギザの模様が広がり、前が見えないという症状が見られます。これを閃輝暗点というのですが、こうした現象を患者さんが口にしたら、もしかすると群発頭痛の発作が近づいているかもしれません。高所作業、機械の操作運転をしている場合は、すぐにその作業から離して、安全な場所に連れて行きましょう。少し分かりにくい兆候として、鼻づまりがあるようです。特に痛みが酷い側の鼻が詰まっているという事が多いようで、群発頭痛の患者さんが、風邪やアレルギーでもないのに鼻が詰まっているという場合は、注意が必要かもしれません。

自覚がない場合

本人が群発頭痛ではなく、単にひどい頭痛がする体質だと考えている場合、重大な事故に発展する恐れがあります。その頭痛は群発頭痛だということを、しっかりと認識させてあげなければいけません。そのためには、まず私達がその患者さんの頭痛を軽く見てはいけないという事を自覚しなければいけません。普通の頭痛のように、少し寝ていれば治るとか、市販の頭痛薬で十分、頭痛は仮病だとか言っていると、いずれその人が自分の症状を訴えなくなり、人知れず苦しんでしまいます。

応急処置

群発頭痛には、イミグランという薬が有効です。自己注射キットや点鼻薬も販売されており、病院で処方を受けることで使えます。もし患者さんが自分でこれらを使えない状況なら、代わりに取り出して打ってあげたりする必要があるかもしれません。注射の場合は、ごく親しい人が、注射方法を知っておくのが良いでしょう。しかし、いつでもこれらを持っているとは限りません。その場合は酸素吸入をすると症状が収まるという事例がありますが、手近で酸素というと、スポーツ選手などに使われるカセットボンベ程度のサイズでは間に合わないという意見もありますが、やらないよりはマシ、という意見もあるので、もしイミグランを持っていない場合は有効な場合があります。より大量の酸素吸入を行う場合は、医療機関に行く事がおすすめです。