突然起きる激しい痛みが特徴の群発頭痛|普通の頭痛と異なります

頭痛

頭痛以外の症状も

自律神経との関わり

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群発頭痛の原因としては、内頸動脈が何らかの異常を起こして拡張するために起こると考えられていますが、もうひとつの考え方としては、頭の痛みが断続的に発生することから、脳の自律神経中枢に異常が見られるということが原因であるとすることもあります。そのため、群発頭痛かどうか見極めるための確認事項として、自律神経が刺激されることによって起こるまぶたの晴れや鼻水、目の充血といった症状が伴っているかどうかとういうことが挙げられます。頭痛が起こっている同じ側に、このような症状が見られるのであれば、群発頭痛であることを疑ってみる必要があります。

群発期が続く

群発頭痛の大きな特徴のひとつに、1日に1~2回、重度の痛みが15分~3時間程度続き、その期間が数週間から数ヶ月にも及ぶ群発期が見られることがあります。この群発期の間、幾度となく激しい頭の痛みが起こり、さらには脳の異常な興奮状態も繰り返されます。群発期は半年~3年程の周期で再度現れ、この期間が1年以上続くような場合には、慢性群発頭痛と診断されます。この慢性群発頭痛は、日本人の群発頭痛患者において約数パーセントしかいないと言われており、頭痛の中では最も激しく痛むといわれるほど、あまりの痛さにのたうち回ったり、頭を壁に打ち付けたりする方もいらっしゃいますが、日本人患者の約2割は動かずに我慢してしまうということも欧米の方との違いとして知られています。

発作期の危険

群発頭痛は発作が起きる時期が周期的に訪れます。群発頭痛の経験者の方は、群発期に入ると飲酒などを止めて、発作が起きる危険性をできるだけ減らすようですが、突然襲いかかる激しい痛みが事故の原因になってしまうことがあります。一度群発頭痛が始まると、自分の意志で体をコントロールすることはほぼ不可能ですから、例えば車の運転中や機械の操作中、高所での作業中などは大きな事故を起こす危険性が極めて高くなります。群発頭痛と、その症状に関する危険性はまだまだ認知度が低いのが現状です。ただの頭痛ではなく、生活に支障が出るレベルだということを理解した上で、周りの方もそれを理解していく必要があるでしょう。